【持ち物紹介】ミニマリスト財布の『TIME』をレビュー

身軽に暮らす

ここ最近、密かに需要を増しているのが小型財布だ。最近は「ミニマリスト」という言葉が知名度を上げている事もあり、各社とも小型財布に注力している。

ということで今回は、元ミニマリストで現ゆるミニマリストの俺がめちゃくちゃ気に入っているミニマルな財布を勝手に紹介する。

現金生活からキャッシュレス生活に移行する足がかりとなる商品なので、そういった財布を探しているならば参考になるはずだ。

今はまだ小さいこのブログではあるが、将来的に案件を貰った時に備えてお気に入りアイテムでレビュー記事の練習をしようという計画である。案件ください。

なお、「ミニマリスト」という言葉については以下のページで解説している。

フレキシブルIoT財布『TIME』の概要

商品の正式な名称は見出しの通りフレキシブルIoT財布『TIME』で、販売しているのはNINE SUPPLY株式会社だ。

商品の公式HPは探しきれなかったので、今回はMinimalist Takeruさんによるタイアップ動画を紹介する。

【最小最薄】薄くて小さいミニマリスト財布を商品化!キャッシュレス時代に持ち歩きたい財布。

ちなみにMinimalist Takeruさんは俺が敬愛するミニマリストのうちの1人だ。ミニマリストとしての考え方はこの人に学んだ。

『TIME』を支援して入手した理由

『TIME』はクラウドファンディングで支援することで入手できる商品で、俺はTakeruさんの紹介動画で「こういうのを待ってたんだ!」と直感して支援に至った。

ちなみにこれ以前に俺が愛用していた財布は下記の商品だ。

このマネークリップは紙幣とカードをスマートに収納できる上に名入れ可能なイケメン財布なんだけど、「硬貨?ポケットにでも入れとけ」という男気あふれる仕様だ。

俺はキャッシュレス決算が普及していない田舎に住んでいて硬貨を持ち歩く必要があるから、マネークリップのみの運用は難しかった。想像力が足りないよ。

そこで硬貨も収納可能な薄い財布を探していたところ、Takeruさんの動画で『TIME』の存在を知ったという経緯である。YouTubeの情報発信力はすごい。

『TIME』の良いところ

小型財布は星の数ほどあるが、その中で『TIME』の強みは小型財布特有の使いにくさを一切感じない点だと思う。

具体的なイチオシポイントは以下の通り。

  1. 最小クラスの薄さ
  2. カード券面を”魅せる”デザイン
  3. 紙幣が2つ折りで収納可能
  4. 常用できる量のお金とカードを収納可能
  5. 忘れ物タグの『Tile Slim』に対応

順に説明していこう。

最小クラスの薄さ

『TIME』は「薄く小さく賢い」事をウリにしているだけあって、収納量に対しての薄さがとんでもないことになっている。

試しに紙幣7枚+硬貨8枚+カード5枚を収納した『TIME』とその辺で買ったライターの薄さを比較する。

▲普段使いする時の『TIME』はこのくらいの薄さだ。

ちなみに撮影で使用しているから比較写真はないが、ラバーケースを装着したiPhone11 Proと同等の薄さだ。尻ポケットに入れると存在感がなくなるのが困りものだ。

カード券面を”魅せる”設計

『TIME』はカード収納が画期的で、1枚目のカード券面をあえてチラ見せするエッチな設計だ。

カッコいいカードでイケメン度をアピールしたり、ステータスカードでドヤったり、好きな店舗の会員証で愛を表現したりできるわけだ。

▲1枚目のカードの下部をチラ見せする斬新な設計だ。

本来財布というのは表に出すものではないんだけど、『TIME』はその固定観念を打ち破る発想をしているのが面白い。

俺は楽天ビジネスカードをチラ見せさせる事によって「プレミアムカード持ってるぜ~」「個人事業主なんだぜ~」というアピールをしている。多分俺の前世は小物だ。

紙幣が2つ折りで収納可能

小型財布の中には、紙幣を3つ折りして収納するタイプも多い。

3つ折り財布は2つ折り財布に比べて面積が小さくなる利点があるものの、単純に紙幣を折る手間が増えてしまう。

「1000円札は顔の輪郭部分で折ると綺麗に3つ折りできる」みたいなコツはあるが、紙幣3種類分のコツを覚えておくのは面倒だ。

普段使いを考えるなら、多少サイズアップするとしても2つ折り財布の方がストレスフリーに使えるだろう。

▲2つ折りの1000円札を7枚収納する図。

常用できる量のお金とカードを収納可能

クラウドファンディングの商品ページによれば『TIME』の収納量は以下の通り。

  • 紙幣:12枚
  • 硬貨:16枚
  • カード:5枚
  • 忘れ物防止タグ:1個(後述)

普段使いを考えると、必要十分な収納量ではないだろうか。

ちなみに硬貨16枚というのは丁度1,000円分を収納できる数だ。

  • 500円玉×1枚
  • 100円玉×4枚
  • 50円玉×1枚
  • 10円玉×4枚
  • 5円玉×1枚
  • 1円玉×5枚

ただし、硬貨を16枚も収納するとなると『TIME』のウリである硬貨の自動仕分け機構は使えない。というより俺は普段から自動仕分け機構は使っていない…。

忘れ物防止タグの『Tile Slim』に対応

商品名である「IoT財布」の由来でもあるんだけど、『TIME』は忘れ物防止タグの『Tile Slim』を収納することができる。

『Tile Slim』はスマートフォンとペアリングすることが可能で、これによって以下の機能を使用することができる。

  • スマホと『Tile Slim』のペアリングが途切れた位置を検索
  • スマホから遠隔で『Tile Slim』の呼出音を再生させる
  • 『Tile Slim』からスマホの呼出音を再生させる

万が一財布を紛失した時に捜索のヒントになるし、財布もしくはスマホのどちらかが行方不明になった時に相互に呼出音を再生して位置特定できるのが便利だ。

『Tile Slim』は楽天市場などで販売されているので、『TIME』に限らずバッグや他の財布などに仕込んでおくのも良いかもしれない。

『Tile Slim』を収納しない場合は専用ポケットにレシートや鍵を収納することができる。俺は領収書や切符などを収納する時に使用している。

▲『Tile Slim』用の収納ポケットにレシートを入れた図。

ただ俺は最近スマホの置き場所をよく忘れるようになっているから、『Tile Slim』を導入しようか真剣に悩んでいる。オジイチャン…?

財布を手放すのはまだ難しい

・・・以上が、この『TIME』が優れている理由である。

冒頭に書いた通り、今の日本はキャッシュレス事業を推進しているから現金を使う機会は減少傾向にある。

とはいえ、外出先によっては財布を持ち歩かなければいけないのが実状だ。

いずれは財布を持たずとも何処へだって行ける時代が来るはずだが、ひとまず今のところはミニマルな財布を所有しておくのが賢いと思う。

このフレキシブルIoT財布『TIME』は、日本がキャッシュレス決済で統一されるまで末永く付き合っていくに相応しい財布だと思う。

ちなみに「最初からキャッシュレスしか扱わない店に行けば良くない?」って話はごもっともだけど俺にだって人付き合いがあるからそれは難しい。大人は複雑なんだ。

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