マイナンバーカードと健康保険証紐付けのメリットと手順

身軽に暮らす

「マイナンバーカードがあれば健康保険証を持ち歩く必要がなくなるってマジ!?」

はい、マジです。

というわけで、マイナンバーカードと健康保険証の紐付けに関する事前申請を行ったので、概要や手順をさらっとまとめていく。

マイナンバーカードと健康保険証を紐付けすると…?

そもそも、この処理を行うとどうなるの?って話なんだけど、ほぼ全員に共通するメリットが以下の3点である。

  • 健康保険証の携帯が不要になる
  • 薬剤情報などが参照可能になる
  • 医療費控除が楽になる

ただし全て同時に施行されるわけではなく、順次取り組んでいく予定とのこと。

健康保険証の携帯が不要になる

医療機関で診察を受ける際、マイナンバーカードをスキャンすれば健康保険証が不要になる。

専用機材が導入される必要があるから全ての医療機関が一斉にマイナンバーカードに対応してくれるわけではないが、時間経過とともに使用できる病院は増えると思われる。

マイナンバーカードは身分証として見ると、写真のない健康保険証よりも1ランク上の存在である。

そのマイナンバーカードが健康保険証の代わりになるのは、なかなか便利ではないだろうか(普段から運転免許証を携帯している人には関係ないが)。

薬剤情報などが参照可能になる

病院で出された薬剤などの情報が専用サイトから参照できるようになる。

現時点でも『おくすり手帳』と呼ばれるものが存在しているが、無くしたり持参を忘れたりと、管理が面倒だったりする。俺はとっくに昔に捨てた。

マイナンバーカードと健康保険証を紐付けることで、完全オンライン環境で情報参照が可能となり、管理の面倒が減る。

医療費控除が楽になる

従来は、確定申告で医療費控除を受けるため、病院の領収書をしっかり管理しておく必要があった。

マイナンバーカードと健康保険証を紐付けされれば、病院の利用履歴をオンライン参照できるようになり、医療費控除が楽になる。

マイナンバーカードの健康保険証利用の申込手順

実際に申請を行ったので、手順を記載する。

アプリのインストール含め、だいたい5分くらいで完了する。アプリがインストール済であれば1分程度。

ちなみに俺はAndroidスマホのXperia 1Ⅱで操作しているので、他の端末(特にiPhone)だと多少画面が異なる場合があるので注意。

マイナポータルアプリをインストール

※すでにインストール済の場合はスキップ。

スマートフォンにマイナポータルアプリをインストールする。Android端末ならGoogle Play、iPhoneであればApp Storeで検索し、インストールする。

このアプリがあればマイナンバーカードを通して様々なサービスを受けられる(…ようになるはず)。

マイナポータルにアクセス

スマートフォンからマイナポータルのサービストップページにアクセスする。

【リンク】マイナポータル-サービストップ

健康保険証利用の申込ページにアクセス

アクセスしたページ内の『健康保険証利用の申込』項目内に利用を申し込むというリンクがあるので、それをタップする。

利用規約・注意事項を確認

利用規約や注意事項などが表示されるので内容を確認し、問題なければ下部の同意して次へ進むをタップする。

認証手順を確認

ここから先の、マイナンバーカードの認証手順が表示されるので内容を確認し、下部の申し込むをタップする。

マイナンバーカードのパスワードを入力

マイナンバーカードを発行した時に設定している4桁のパスワードを入力し、OKをタップして次の画面へ進む。

マイナンバーカードをスキャン

端末のNFC読み取り部とマイナンバーカードが重なり合うようにすることで、マイナンバーカードをスキャンする。

マイナンバーカードの情報は、マイナポータルアプリ経由でスキャンされる。

事前申請が完了

処理が問題なく完了したら、完了をタップしてトップページに戻る。

マイナポータルに用事がなければ、そのままブラウザを閉じてOK。

マイナンバーカードと免許証の紐付けに期待

さて、いざ紐付け申請をしてみたら思いの外サクッと実施できてしまった。あくまで事前申請に過ぎないので、本格スタートしてどうなるか見ものである。

マイナンバーカードの役割はこれで留まることはない。マイナンバーカードと運転免許証との紐付けなども検討されている。

マイナンバーカードが運転免許証兼健康保険証として機能する日もそう遠くはないはずである。今後に期待したい。

なお、マイナンバーカードの今後については以下の記事で語っているので、そちらも参考にしてもらえると幸いである。

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