auのかえトクプログラムでのスマホ購入を検討する

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DoCoMo・au・Softbankの3大キャリアは、スマホの新しい買い方として残価設定型の買い替えプログラムを提供している。

要するに従来よりもスマホを安く購入できる買い方なんだけど、今回はその中でauが提供するかえトクプログラムについて考える。

というのも、俺は今まで年1でスマホを買い替えてたんだけど、最近のスマホは進化が停滞しつつあるから2年周期の買い替えで良いのではないかと思ったからだ。

ちなみにauに限定しているのは俺がUQモバイルユーザーかつ元auユーザーだからで、auの回し者という訳ではないので安心してほしい。

あと、かえトクプログラムはauユーザーでなくとも利用可能だ。

今現在の端末購入方法

最初に、俺が今までやってきた年1買い替えの方法を整理する。

  • SIMフリー端末を購入する
  • 1年間端末を使用する
  • 新機種を購入して旧端末をメルカリ等で売却

ちなみにこの買い替え方法は、最新スマホを使い続けたいミーハーでスマホオタクな人にオススメ。俺もミーハーなスマホオタクである。

SIMフリー端末を購入する

俺の場合はiPhoneなので、Apple公式サイトでSIMフリーiPhoneを購入している。

この時に楽天Rebatesを経由することで、楽天ポイント還元を受けることができる。

もしくは、楽天市場などでSIMフリー端末を購入する場合もある。

端末を1年間使用する

購入した端末を1年間(次の機種が発売されるまで)使用する。

iPhoneの場合はApple製品1年限定保証が適用されるので、購入してから1年の間は自然故障を無償修理してもらう事ができる。

他のメーカーでも、類似する何らかの保証が付属する場合が多い。

新機種を購入して旧端末をメルカリ等で売却

新機種を購入し、型落ちとなった旧機種をメルカリ等で売却する。

経験上、1年落ちであれば6~7割程度の売却価格が見込めるので、比較的安価で1年間最新端末を使用できる…ということである。

かえトクプログラムのざっくりした仕組み

次に、かえトクプログラムについて整理する。

詳細は公式ページに記載されているから割愛するけど、ポイントは以下の通り。

  • 端末購入時に残価が設定される
  • (端末価格ー残価)を23分割で支払う
  • 機種変更して端末を返却すると残価支払いが免除

最近ディーラーで自動車を買ったことがある人なら、「ああ、残価設定ってそういうことね!」となるかもしれない。

端末購入時に残価が設定される

購入端末には2年後の予想価格に合わせた残価が設定されている。

ここで設定される残価が、そのままかえトクプログラムの24回目の支払額に割り当てられることになる。

高額な端末やiPhoneのような人気機種は残価が高く設定される。例えば、最近発売されたiPhone SE(64GB)は以下の設定となっていた。

  • 端末価格:55,270円
  • 残価:26,520円

残価や実際の価格、23分割の支払い金などは公式ページに記載されているのでわかりやすい。

(端末価格ー残価)を23分割で支払う

本来の端末代金から残価を差し引いた金額を23分割で支払っていく。

上記の例だと28,750円を23分割するので、毎月1,250円の支払いだ。
※(端末価格[55,270円]-残価[26,520円])=28,750円

機種変更して端末を返却すると残価支払いが免除

12回目の支払い以降にauで機種変更を行い、その上で最初の機種を汚損のない状態で返却することで24回目(残価)の支払いが免除される。

注意が必要なのは、機種変更→端末返却をして免除されるのは残価のみということ。

例えば、20回目の支払いを終えた時に機種変更→端末返却しても、21~23回目の支払いは最後までやる必要がある。早めに機種変すると損をするということである。

ちなみに残価を支払えば端末を完全に自分の物にすることができる。後述するけど、もしau以外の機種に乗り換えたい場合は残価を支払えば良い。

年1買い替えとかえトクプログラムを比較

年1買い替えとかえトクプログラムの相違点は主に以下の3点。これをどう見るかがポイントになる。

  • 端末の購入方法
  • 支払い方法
  • 買い替え方法

端末の購入方法

年1買い替えでは公式HP含めた通販サイトで購入し、かえトクプログラムではauショップで購入する。

auショップは待ち時間が発生する可能性はあるが、在庫さえあれば端末が即入手可能でサンプル品を確認できるといったメリットがある

ただし、基本的にSIMフリー版の方がキャリア版よりも安くなる。

支払い方法

年1買い替えではクレジットカードでの一括購入が主で、かえトクプログラムでは24回(実質23回)のクレジット払いとなる。

かえトクプログラムの方が残価の関係で実質負担額が少なくなる上、分割払いなので金額的な負荷が分散される

「10万円、一括で払ってくれ」って言われるのと、「6万円(残価分を除く)、23分割で払ってくれ」って言われるのとじゃ、後者の方が払いやすいでしょ?

買い替え方法

年1買い替えでは1年周期で端末購入→旧端末売却を行い、かえトクプログラムの場合は2年周期でauショップでの機種変更→旧端末返却を行う。

かえトクプログラムでは次の端末もauショップで購入することになるが、旧端末の売却を行う手間が省けるメリットがある

補足:かえトクからau以外に乗り換える場合…

かえトクプログラムからau以外の機種に機種変更したい場合は、以下の手順でauから脱出することになる。

  1. 機種変更先の端末を入手する
  2. 残価を支払って端末を自分の物にする
  3. 端末を任意の方法で売却して金を得る
  4. 機種変更先の端末にSIMを差し替える

かえトクプログラムはアリ

個人的には、auのかえトクプログラムは選択肢の1つとしてアリだと感じた。

前身であるアップグレードプログラムの印象が悪かったために敬遠されがちだが、相応のメリットはきちんと存在しているように思う。

端末の値引きに規制が入っている中、残価設定というアプローチで可能な限りスマホを安く提供しようとする意思も見える。

次のスマホ機種更新では、選択肢の1つとしてかえトクプログラムも検討しようと思った次第である。

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