GSX-R125(セカンドバイク)を手放した話【動画付】

バイク雑記

タイトルの通り、故あってセカンドバイクであるGSX-R125を手放す事になった。

梅雨が明けず悪天候が続く中、幸いにも手放すその日だけは晴れていて、ラストツーリング&ラストランを楽しむことができた。

今回はGSX-R125を手放した経緯、それからそもそもどうして購入したのかなどを書いていくことにする。

なお、本記事は以下の動画を文字起こしの上で補足したものである。

[ご報告] さようなら、僕のGSX-R125。

GSX-R125を手放す経緯

実はセカンドバイクであるGSX-R125、つい先日、納車6ヶ月後のインプレッションを動画撮影&記事執筆したばかりだ。

新車購入から半年で何があったのかという話ではあるが、俺は来月8月から仕事の関係で福岡市に転居する予定ができた。

6月の振返り記事を執筆した時点では個人事業主として実家で仕事をしていた訳だが、縁あって企業からお仕事をいただくことができたという事である。

それ自体は歓迎すべき事だが、転居に際して色々と考えた結果、メインバイクの新型カタナとセカンドバイクのGSX-R125の2台ともを連れて行くわけにはいかなくなった。

GSX-R125は走るためのバイク

▲納車直前のGSX-R125。この頃はキズ1つなかった。

インプレ記事でもそれらしいことは書いているし動画でも語っているが、GSX-R125はカチ回してなんぼのバイクである。

スズキのフラッグシップスポーツバイクであるGSX-Rシリーズを125ccという規格に落とし込んだ、走るためのバイクである。

当初は実家に置いていくとかバイクショップに預けるとかの選択肢も考えたが、滅多に乗らない持ち主のもとではGSX-R125の本懐は果たされない

真にコイツを必要としてくれるオーナーに明け渡した方が、R125も生涯を全うできるはずである。

GSX-R125を購入した経緯

過去記事で何度か書いているが、このGSX-R125は2020年1月に新型カタナとWローンを組んで購入したものである。

GSX-R125と新型カタナを購入する以前、俺はGSX-R125のスタイル違いとも言えるGSX-S125に乗っていた時期がある。

▲GSX-R125の前に乗っていたGSX-S125。

新型カタナの購入にあたり、完全に性質が対となるよう、GSX-S125からGSX-R125に乗り換えたという経緯がある

パワフルだがストファイライクで乗りやすく万能寄りなリッターバイクの新型カタナ。常用域でカチ回せるライトウェイトスポーツバイクでピーキーなGSX-R125。

比較すればするほど、まるで相互を補完しあっているような関係だと思う。

新型カタナはGSX-R1000由来のエンジンを搭載し、GSX-R125はGSX-Rシリーズの末弟に当たる存在で、どちらもGSX-Rの系譜という共通点もある。

GSX-R125は本当にいいバイク

▲GSX-R125の初ツーリング先は角島。

GSX-R125は本当にいいバイクだ。街乗りがこんなに楽しい原付二種は、国内の現行バイクの中には存在しないだろうと思う。

多少疲れはするものの往復200kmくらいのツーリングだって楽しむことができる。常用域でカチ回す楽しさは小排気量ならではである。

そしてセカンドバイクとして見ても、ポジションからくるレーシーな雰囲気、高回転域の咆哮、圧倒的な燃費の良さなど、新型カタナにはない魅力を十全に発揮してくれた

バイクを手放すのはいつだって辛い

第二の相棒としてずっと一緒に走りたかったが、今回は本当に、背に腹は代えられないという状況だった。

バイクを手放すことになるのはこれで3回目だが、いつになっても愛車を手放すのは慣れない

もちろん、過去1番辛かったのは俺の初バイクであり6年以上乗ったNinja250との別れだ。経済的理由で手放したから(だからこそ今があるとはいえ)後悔も少しある。

▲初バイクの2013年式Ninja250。コイツと共にデビューした。

それに自らの意思で、次のステージに進むために手放したGSX-S125にだって愛着がなかったわけがない。久々に買って嬉しかったバイクだから、手放す悲しさも当然あった。

過去の2台も今回の1台も、手放す理由は全て違えど、喪失感は何も変わらない。いつだってバイクを手放すのは辛い

それでも、俺自身だけを見れば状況は好転はしている。喪失感を埋めるべく、今後も新型カタナで走っていきたい。

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