俺の実家にウォーターサーバーが導入されてから今日で2ヶ月が経過した。
契約したのは俺じゃないんだけど、母親の温情で自由に使わせてもらっているうちに愛着みたいなものも湧いてきている。
ある程度ウォーターサーバーの勝手がわかってきたから、感想を語りつつ自分の一人暮らしでも役立ってくれるのかを考えていく。
ウォーターサーバーとは
そもそもウォーターサーバーって何?って人のために説明すると、ウォーターサーバーというのは給水機・給湯機のこと。
本体+専用ボトルという構成になっているものがほとんどで、本体を操作することで専用ボトル内の水を給水する仕組。
ちなみに本来は冷温水器を広く指すんだけど、今回は家庭用として普及している飲料水専用給水機・給湯器について書いていくから他は割愛する。
ウォーターサーバーの費用
契約先や機種によって料金は異なるけど、俺の実家で契約しているamadanaスタンダードサーバーは以下の費用だった。
- 初回登録事務手数料:0円
- 設置費用:0円(※自分で設置)
- 機器レンタル料:0円(月額)
- 水料金:3,974円(12L×2本セット)
水料金は契約プランによって変動する。俺の実家では一番人気のPREMIUM3年パックで契約していたため、この料金設定となっている。
なお、あくまでレンタル扱いなので2年ないし3年レンタルという形で契約を結ぶ(途中解約時は違約金が発生する)。
ウォーターサーバーのメリット
俺がメリットだと感じたのは以下の4つ。
- 美味しい水が飲める
- 美味しいお湯も飲める
- 万が一の備えになる
- ペットボトルを購入する手間がない
美味しい水が飲める
ありがたいことにこの国の水道水は十分飲めるものではあるんだけど、明確に飲料水とされているものを飲めるのはウォーターサーバーの大きなメリットだ。
しかも、ウォーターサーバーは契約の範囲内であればどこの水を注文するか選べたりするから、飲み比べなんかもできる。
ちなみに俺の実家では南阿蘇の天然水を頂いている。水道水も飲めるっちゃ飲めるんだけどどうしても薄めた石灰の味がするから、いつでも南阿蘇に感謝している。
美味しいお湯も飲める
ウォーターサーバーは給湯器としての役割もあるから、そのままお湯が出せる。
最近はケトルの様に即効でお湯を生成する魔法の家電もあるんだけど、こっちは瞬きの間に美味しいお湯が出せるから差別化はできてる。
南阿蘇の天然水でできたお湯で食べるカップ麺は美味しい、気がする。
万が一の備えになる
昔から南海トラフ地震については色々言われているし、そもそも日本は災害ありきの国だから備蓄があるに越したことはない。
ウォーターサーバー自体は仮に停電になっても給水器としての機能は持っているから、人間の生命活動に必要な水を確保できる手段として有能である。
ペットボトルを購入する手間がない
ウォーターサーバーのボトルは一定周期で配送されるからいちいちペットボトルを買う手間がかからない。
ちなみに、実家で契約しているものに関してはスマホアプリ経由で配送のコントロールが可能だったりする。
ウォーターサーバーの気になる点
ウォーターサーバーの気になる点は以下の3つ。
- 設置スペースを食う
- 水がちょっと割高
- 途中解約すると解約金がかかる
設置スペースを食う
当然ながら、ウォーターサーバーには設置スペースが必要。
例えば、俺の実家で契約しているamadanaスタンダードサーバーは以下のサイズ感だ。
- 高さ:1,320mm(カバー含)
- 幅:265mm
- 奥行:313mm
比較的スリムなタイプでもこれだけスペースを食うのを考えると、狭い家で生活している人には少しだけきついかもしれない。
あと、重量が16.5kgあるので一人で動かしたりするのはちょっとだけ厳しいか。
水がちょっと割高
俺の実家の契約プランは12L×2本セットで3,974円だから、約165円/Lという計算になる。
ペットボトル飲料水のまとめ買いと比較するとどうしてもウォーターサーバーの水は割高感がでてしまう。
例えば、下記リンクのAmazon取扱品は2L×10本で1,250円だから、約62円/Lということになる。
まあそもそも水の種類が違うからこの辺はどうにもならないんだけど、「飲めればいいや」って人には少し割高感があるかもしれない。
途中解約すると解約金がかかる
ウォーターサーバーはあくまでレンタル品で契約期間というものが存在するから、途中解約すると違約金が発生してしまう。
ちなみに、俺の実家の契約はPREMIUM3年パックなので更新期間以外で解約すると違約金として15,000円が発生する。
なお、引っ越しなどの際は解約以外の扱いになるらしい(引っ越し先まで配送してくれるなど)。この辺りは契約先次第か。
ウォーターサーバーの感想(一人暮らしには?)
ウォーターサーバーはメリットとデメリットが共存してはいるものの、個人的には一人暮らしでもアリかなと感じた。主な理由は以下の4つ。
- 手放す時に困らない
- ゴミが少なくて済む
- 来客時に便利
- ケトルが不要になる
手放す時に困らない
契約期間に縛りがあるとはいえ、不要になったら解約してから返却するだけで良いので手放す方法に困らないのは良い。
また、引越しなどの時もだいたいの場合は引越し先に付いてきてくれるのも便利だ。
ゴミが少なくて済む
ペットボトル飲料水の方が安い場合もあるものの、こちらはそもそも大容量ボトルなのでゴミが少なく済む。
ウォーターサーバーの種類によっては、そもそもボトルゴミが出ない?ものも存在するらしいから驚きだ。
ちなみに俺はペットボトルのような回転式キャップが分離する容器は生理的に無理なので、そういう意味でもウォーターサーバーは助かる。
来客時に便利
来客時にもとりあえず水を出しておけばいい、という安心感は大きい。
水が苦手という人は殆どいないはずなので、雑に出しておけば基本的に外すことはないだろう。おかわりもすぐに出せるし。
ケトルが不要になる
ウォーターサーバー自体がお湯を生成してくれるからケトルが不要になるのも見逃せない。
特に俺の場合は毎朝のルーティンとして朝食を抜いて白湯を飲むようにしているので、一瞬でお湯が出せるウォーターサーバーにはいつも助けられている。
ただし契約先はよく考えてから
ウォーターサーバーと言っても沢山の機種や契約会社が存在するから、もし契約するのであれば比較検討したいところだ。
費用や評判、引越しへの対応などなど、調べることは多い。
また、俺の実家がウォーターサーバー契約に至ったキッカケでもあるけど、時々イベントなどで事務手数料0円キャンペーンなどを開催しているときもあるようだ。
一人暮らしを再開したら、しっかり吟味した上で契約しようと思った次第である。